静岡県磐田市とNewsDigestを運営するJX通信社が「情報収集・発信のデジタル化推進に関する連携協定」を締結

きょう12日、静岡県磐田市と、NewsDigestを運営するJX通信社は、磐田市役所において「情報収集・発信のデジタル化推進に関する連携協定」の締結式を行いました。

本協定は、NewsDigestの「情報提供機能」を活用した地域の安心・安全などに関する情報の収集や、NewsDigestで得られた情報を活用した市からの情報発信を共同で推進するもので、市民・地域・行政間の情報共有の充実、自助・共助・公助の強化による地域防災力の向上を目指します。

締結式に出席した草地博昭市長は、昨年の台風15号の際、自らがTwitterを活用して情報収集をしたことが有効であったという経験を踏まえ、「従来、現場の状況を確認する手段は市民の皆様からの電話による情報提供が主であったが、今後はSNSやNewsDigestによる情報提供を市民の皆様に促し、FASTALERT(※)も利用して的確な状況把握に努めたい。」と語りました。

※FASTALERTはJX通信社が提供しているリアルタイム型のリスク情報収集・配信提供サービスです。NewsDigestやSNSによる投稿をAIによって分析し、デマ情報を排除した信憑性の高い情報を配信しています。

また、実際に令和5年6月2日の大雨の際もFASTALERTを利用し、「どこがどのように冠水しているのかなどを写真等で把握することができた。今後、SNSやスマートフォンの利用に長けている高校生などの若い方々からの情報提供にも期待しつつ、磐田市の災害対策本部でFASTALERTを通じて状況を把握していることを市内にしっかり周知していきたい。」と語りました。

JX通信社代表の米重はこれを受けて、「これからの防災は公助だけでなく自助・共助も強化していくことが重要であり、JX通信社のデータや先端技術は自助・共助・公助のすべてに貢献できると考えている。FASTALERTは磐田市様に、NewsDigestは磐田市民の方々に利用いただくことで地域一体となった防災力の強化に貢献していきたいと考えています。」と述べました。

JX通信社による自治体との連携協定締結は佐賀県武雄市、兵庫県三田市、に続き全国5例目で、静岡県内においては初となります。

    【問い合わせ先】
  • 自治体等からのお問い合わせ:biz@jxpress.net (JX通信社 公共戦略部:広兼)
  • 報道機関からのお問い合わせ:info@jxpress.net (JX通信社 広報担当:和泉)

 

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